慣れてきてもヘルメットは必須
スキープレイヤーの間でも、段々とヘルメットを装着する人が多くなってきた、ということは以前の記事でも紹介しました。
それでは、スノーボードプレイヤーに関してはどうでしょうか。
スノーボードプレイヤーはスキープレイヤーに比べると、やはり「どう見られているのか」ということを気にする人が多く、まだまだヘルメットの普及はそれほど進んではいません。
しかし、やはり安全な滑走をするためには、ヘルメットの存在が重要であることは同様です。
特に初心者の場合、あるいは「多少慣れてきた」というぐらいの人が一番危ないため、こういった人達は気を抜かずにヘルメットを装着して滑走することをお勧めしたいと思います。
スタイリッシュではないと思うかもしれませんが、昨今ではそういった人のことに配慮して、見た目上も十分「格好良い」ヘルメットを作っているブランドというのも登場してきています。
まずはデザインを優先しても構わないため、できるだけヘルメットを装着するようにしましょう。
ヘルメットの選び方
それでは、スノーボード用のヘルメットの選び方について紹介します。
まずは、適切なサイズのものを選ばなければなりません。
頭との間に大きく隙間があると、ヘルメットによる衝撃吸収効果が薄れてしまうため、せっかくの安全対策としての意味が薄くなってしまいます。
そのため、多少窮屈に感じたとしても、ピッタリのサイズのものを選ぶようにしましょう。
また、大きすぎると滑走中にずれてしまい、視界の邪魔になってしまうようなケースもあります。
これではかえって事故の可能性を増やすことになってしまうため、その点も注意してサイズを選ぶようにしましょう。
スノーボードのヘルメットについても、スキーのヘルメットと同様「ノーマルタイプ」と「レーシングタイプ」があります。
ノーマルタイプは耳と頭部を覆うような形のもので、レーシングタイプはフルフェイス型のものであることも大きく違いません。
自分のプレイスタイルに合わせて選択するようにしましょう。
また、スノーボード用のヘルメットとして考える場合には、ゴーグのを装着した場合にどうなるのかについても考えておく必要があります。
多くのブランドのヘルメットはゴーグル装着を前提にして設計を行っているため大きな問題が起こらない場合が多いですが、物によってはゴーグルを使うことが想定されていないケースがあります。
そういったものの場合には、ゴーグルのゴムの長さが足りなくなってしまうため、別途ゴーグルゴムの延長ベルトを購入するようにするのが良いでしょう。
ヘルメットとゴーグル両方を作っているブランドを利用すれば、よりフィット感があるものとなります。