スキーには子どもの発達に良い効果がある
自然を感じながら全身を使うスキーには、子どもの成長にも良い効果があるとされています。「雪育」という言葉もあるほどで、注目している人も少なくないようです。もし小さなお子さんがいるなら、ぜひ一緒にスキーにチャレンジさせてみてはいかがでしょうか?
ここでは、スキーがなぜ子どもの成長に良いのかを解説します。
自分で考えて行動する力がつく
スキーをする際、スピードを上げたり落としたり、急停止したり曲がったり、自分の意志で決めて、実際に行動しなければいけません。また、止まろうとしても止まれない、意図した方向に曲がれないなど、できないことに対して試行錯誤をする必要もあります。次に試す行動を考え、実行するといった流れを無意識に繰り返すことで、自分で考えて行動に移すことができるようになります。
困難に立ち向かえるようになる
スキー初心者のうちは、大人でもなかなか思い通りにいかないことが多いもの。転んだり、行きたい方向に行けなかったりといった失敗を、どうすれば乗り越えられるのか考えて実行することになります。そんな困難を乗り越えつつ、1つのコースを滑りきることができれば、子どもにとって大きな自信につながります。
自分で考えて試行錯誤することが、問題解決につながると学べば、スキー以外でも様々な困難に立ち向かえる力がつくでしょう。
同世代の子どもと切磋琢磨できる
キッズ向けのスキー参加者は増加しており、子どもがスキーをすることで同世代の子どもと切磋琢磨できるのも魅力です。
最近では、学校であらゆるものに順位をつけないという風潮が広がり、子どもが勝ち負けを意識できる機会が減ってきました。ですが、勝つ喜びはもちろん、負けたくやしさも子どもの成長にとって非常に重要です。
自分より滑りがうまかったり、どんどん上達していったりする同世代を見て、学校では感じられない刺激を得られるでしょう。
家族で楽しみながら子どもの成長にもつなげられる
上で挙げたように子どもがスキーをすることで、楽しみながら成長することができます。家族でスキーをすれば、家族内で共通の話題も生まれ、家族の絆も深まるでしょう。最近では、ゲームやスマホなど、一人でも楽しめる機器が容易に手に入るようになり、家族でのコミュニケーションが減少しているといわれています。ぜひ家族の趣味を作り、子どもとたくさんコミュニケーションをとりましょう。