シーズンオフのうちにやっておきたいメンテナンス【上級者編】

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チューンナップすることで、スキー板の性能を引き出せる

スキーの技術を身に付けて上級者になった場合、スキー板をチューンナップすることが大切になってきます。
しっかりとチューンナップすることでスキー板の性能を最大限に発揮させることができ、より良い性能を実現することができます。

人によってはメンテナンスやチューンナップを甘く見て、あまり手入れをしないことがあります。
しかしこれではどれだけ上手に滑れても、板の性能をしっかりと引き出すことができていないため、限界が来てしまうことがあります。
板が持つポテンシャルを最大限に発揮させることで、スキーはさらに楽しいものになります。

特に上級者の場合、ある程度スキーの醍醐味を感じていることは多いはずです。
ここで紹介するチューンナップを行えば、さらに限界を超えてスキーの楽しさを感じられるはずです。

上級者向けのチューンナップの手順を解説

スキー板のチューンナップを行うには、まずはしっかりと汚れを取り除く必要があります。
初心者や中級者の場合はそれほど手間をかけずに行うかもしれませんが、上級者の場合はしっかりときれいに汚れを取り除くようにしましょう。
この度合いによって、その後の作業の仕上がり具合が変わります。
多少手間に感じるかもしれませんが、大切な工程のため、力を入れて行うようにしましょう。

こうしてスキー板をきれいにしたら、次にワックスを溶かしてスキー板に垂らします。
いわゆるホットワックスと呼ばれるもので、この後にワクシングペーパーにワックスを染み込ませてスキー板に塗り付けていきます。

このときなるべく均一になるようにワックスを広げることが大切です。
ムラになったり特定の部分にワックスが厚くなってしまったりすると、滑りやすさに影響が出てしまいます。

難しい場合、ショップに相談するべき

ホットワックスによるチューンナップが難しいと思ったら、チューンナップショップへ持って行くと良いです。
チューンナップショップとはその名の通り、チューンナップをスタッフが行ってくれる店を指します。

ショップのスタッフはチューンナップについての専門的な知識と技術を身につけていて、個人で行うよりもしっかりと施工してもらえます。
特に上級者の場合、スキー板のメンテナンスに求める質も高くなりますが、ショップのスタッフなら満足のいく仕上がりにしてくれます。

チューンナップショップへメンテナンスを依頼する場合、費用がかかるのがデメリットです。
ただ、その費用だけの価値はあるため、考えてみるのも良いでしょう。

興味がわいたらまずは最寄りのショップへ相談して、どれくらいの費用がかかるのか見積もりを出してもらうことをおすすめします。
上級者の場合、自分でチューンナップができることも多いですが、必要に合わせて考えてみてください。