スキー板には寿命がある
スキー板はずっと使えると思うかもしれませんが、実は寿命があります。
寿命が切れてしまった板で滑ると事故などにつながる可能性があり、とても危険です。
そのため、継続してスキーを楽しむのなら寿命がきていない板に乗ることが大切です。
スキー板は、長持ちさせることができる
スキー板の寿命は決まっているわけではなく、手入れなどによって長持ちさせることができます。
1番大切なのは、メンテナンスです。
メンテナンスは板の状態を滑ったあとにきれいにすることを指しますが、これを毎回行うだけで、寿命はかなり長くなります。
人によっては滑ったあとにそのまま板を放置することがありますが、これでは寿命がとても短くなります。
板についた汚れやほこりなどは、板の表面を侵食し、次第に板の中まで劣化させてしまいます。
するとスキー板を使おうと思ったときに折れてしまったり、滑っている最中に折れてしまうこともあるのです。
特に気をつけたいのが錆です。
板のエッジ部分は金属でできていて、手入れをしないと錆びてしまいます。
なるべく早めに汚れなどを除去することで、錆びるのを防ぐことができます。
錆びてしまっても、錆を取り除く液体などを使えば良いと考える人もいますが、錆が生じる前に手入れをしておくのと生じたあとで対処するのとでは、板の寿命に大きな差が生まれます。
病気も予防をしておくことが大切ですが、これはスキー板にもいえることなのです。
お気に入りの板は使う頻度を下げると良い
お気に入りの板は頻繁に使いたくなると思いますが、寿命を長持ちさせるなら、使用頻度はできるだけ下げるほうが良いです。
短期間に何度も繰り返し使うほど板へのダメージは大きくなり、寿命も短くなってしまいます。
お気に入りの板は、いつも使いたくなるかもしれません。
ただ、気をつけて使わないと、その良さを楽しめる期間も短くなってしまいます。
なるべく頻度に気をつけて、メンテナンスをこまめに行いながら使うようにしましょう。
以上のようにスキー板には寿命があり、日ごろからどれぐらいのダメージがあるのかを意識しながら滑ることが大切です。
スキー板は性能が良いものになると高額なものも多いため、早く劣化してしまうとお金も早く減ってしまうことになります。
スキー初心者であればあるほど、スキー板の寿命は気にせず過ごしてしまうことがよくあります。
ただ、これからはここで紹介した内容を踏まえて、ぜひ板を大切に扱うことを意識してみてください。
その努力は、きっとお気に入りの板を長く楽しめると言う形で返ってくるはずです。
メンテナンスは最初は手間に感じるかもしれませんが、慣れれば習慣になるでしょう。