スキー場でスノーボードやスキーを楽しむには最低限必要となるマナーがあります。
マナーを守ることはスキーヤー、スノーボーダーとして当然のことですし、またマナーを守らなかったばかりに怪我をしてしまうということもあります。
しっかりとマナーについて覚えておき、どこのスキー場でもマナーを守ってウィンタースポーツを楽しみましょう。
ゲレンデのマナー
ゲレンデのマナーとして、滑らない時には端に座る、ということが挙げられます。
スキー場のゲレンデでは大勢の方がスキーやスノーボードを楽しんでいますから、ゲレンデの真ん中で座っていては邪魔になってしまいます。
実際に自分が滑っている姿を想像すればより分かり易いとは思いますが、こうした状況下で滑っていると当然座っている人に注意が向いてしまい、まともに滑ることができません。
また、座っている人に激突してしまう可能性もあるのです。
これは、自分がゲレンデの真ん中に座り込んでいる時も同様です。
全てのスキーヤーやスノーボーダーが上手くかわしていってくれれば良いのですが、中には初心者で思い通りに滑れない人もいます。
そのようなスキーヤーの場合、進路をミスして座っている人の方向へ向かってきてしまうということは往々にしてあります。
怪我を未然に防ぐという意味でも、決してゲレンデの真ん中には座らないようにしましょう。
その他のマナー
ゲレンデの真ん中に座らず、滑らない時は端で休むということについて触れましたが、実際にはまだまだ沢山のマナーが存在します。
まず、ゲレンデは基本的に禁煙ということを覚えておきましょう。
ゲレンデは大勢のスキーヤーやスノーボーダーで賑わっていますから、そんな中でタバコを吸うというのは非常識ですし、小さな子供が接触した際にやけどさせてしまう恐れもあります。
タバコは決められた所定の位置で吸うようにしましょう。
当たり前のことですが、並んでいるリフトに割り込んだりするのは禁止です。
これはゲレンデのマナーというより、人としてのマナーですから、決してこのような行為はしないようにしましょう。
無理なスピードで滑るのもマナー違反です。
自分の力量もわきまえずにスピードを出してしまうと思わぬ事故に繋がることもあります。
時には他のスキーヤーに接触して怪我をさせてしまうこともありますし、自分が怪我をしてしまう可能性もあります。
スキー場には暗黙の了解のようなマナーも沢山ありますから、これからスキー場デビューを考えている方はマナーについて一度しっかりと調べてから行くようにしましょう。
折角楽しいスキーやスノーボードなので、怪我をしてしまったり不快な思いをしてしまわないよう、マナーを守って滑りましょう。