岩手の有名スキー場
ここからは、スキーヤー・ボーダーに向けて、人気の高いゲレンデについて紹介します。
一つ目に紹介するのは、岩手県は八幡平市にある「安比高原スキー場」です。
東北地方であることもあり、本州からアクセスしやすい場所にあるため、人気が高いスキー場の1つです。
まずはアクセスについてですが、スキーシーズンになると盛岡駅からバスが出てています。
バスを利用しておおよそ50分程の距離となっており、地元の方もアクセスがしやすい場所となっています。
そんな安比高原スキー場の最大の特徴は、その大きさにあります。
ゲレンデとして利用されている面積を合計すると282ヘクタールとなります。
と言われてもピンとこないかと思いますが、21のコースを持ち、もっとも長いコースでは5500メートルという非常に長い滑走距離を持っている、といえばイメージがしやすいでしょうか。
日本のスキー場の中ではトップクラスのスケールを持っているスキー場となります、広いため、混雑をしている時でも比較的距離を取りながら滑走することができます。
そしてもう1つの特徴と言えるのが、雪質です。
この場所は1300メートルという高い標高に位置しているため、低山のスキー場に比べて雪の水分が少ない性質があります。
アスピリンスノーと呼ばれることもあるこういった雪は、滑走がしやすいためスキーヤーやボーダーに好まれます。
この雪質を十分活かすことができるように整備もしっかりと行なわれており、圧雪状態で滑ることができるようになっているのも特徴の1つです。
初心者用のコースも用意されているため、幅広いスキーヤーに愛されているスキー場です。
不満として見られることがあるのは「料金」です。
リフト券が他のスキー場と比べて高額という声がよく見られ、ボードのレンタル費用なども高めという声がありました。
また、天候が悪くなりやすいスキー場でもあるため、十分楽しめるかどうかには「運」も関わってきます。
美味しいゲレンデ食
そんな安比高原スキー場において、1つ大きな特徴として挙げられるのが「ゲレンデ食」です。
スキー場には大きなフードコートが用意されており、様々なジャンルの料理が楽しめるようになっています。
人気が高いメニューとしては、雪原をイメージした「白銀ミルク鍋」や、「五目あんかけかた焼きそば」などがあります。
また、東北の郷土料理の1つである「へっちょこ団子」という、おしるこのようなメニューもあり、郷土の香りを楽しむこともできるようになっています。
フードコートの他にも、ネパール料理のお店などがあり、スキー・スノーボードだけではない楽しみがあるとして人気が集まっています。